■ ID
| 1640 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 荒川・妻沼低地と中川・渡良瀬低地における沖積層とその基底地形
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■ 著者
| 石原武志
東京大学 須貝俊彦
東京大学 八戸昭一
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本地球惑星科学連合2012年大会、平成24年5月24日 |
■ 抄録・要旨
| 関東平野中央部の荒川・妻沼低地、および中川・渡良瀬低地はそれぞれ大宮台地を挟んで隣接し、下流の東京低地で合流する。本研究では、両低地の沖積層とその基底地形の分布や形成過程に関する特徴を対比し、グローバルな海面変動の影響と、ローカルな地殻変動や河川の土砂供給などの影響が、沖積層と基底地形の形成や海進の規模にそれぞれどのように寄与したのかを検討した。その結果、荒川・妻沼低地と中川・渡良瀬低地の双方の低地における沖積層の形成過程は大局的には類似し、海成層の分布しない内陸域でも河成堆積物の層相変化に海進の影響が及んでいる可能性が判明した。一方、堆積物の粒径や海進の範囲・時期については、河川による土砂供給量が影響していると考えられ、大規模支流の有無が寄与しているものと推察された。
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